2023年度　チーム・スローガン　第73代硬式庭球部

しょうかく

笑革 

【部に革命を起こし、笑顔で、昇格を目指す。】

　昨年度、猛威を振るい続けたコロナウイルスの影響も少しずつ穏やかになり、リーグ戦なども例年通り開催され、私たちにとって初めてのことが多く、右も左もわからないまま、チームで補いあいながら駆け抜けた一年でした。しかし、私たちが入部した当初からのリーグ昇格という目標にはあと一歩届かず、男女ともに残留という結果となってしまいました。ですが、この一年間４回生がいないというほかの学校とは少し違った環境の中で、チーム一丸となり、部活動に励むことができたと思います。

　昨年度を踏まえて、今年度私たちがリーグ戦を男女で昇格するにあたり、チーム全員が同じ勢いで前を向いて、笑顔で部活動に取り組んでいきたいと思っています。近年コロナウイルスの影響は生活だけでなく、学生たちの精神にも大きな爪痕を残しており、時代の変化も相まって、学生の考え方が変わってきていると思います。長年の歴史の中で先輩方が築き上げてきてくださった伝統を大事にしながらも、その変化する時代の中、部員一人一人に対して柔軟に対応出来るような組織でありたいと私たちは考えています。しかし、部活動は組織で行うものでもあるため、一個人が多に対する思いやりの心も持たなければならないと考えています。大学４年間という短い期間の中で、最大の結果を私たちの中で最高の形で生み出す、その中でこそ真にチームとして、一人の人間として、部活動を通して成長していけると考えます。その為、「二兎追うものは一兎も得ず」ではなく、変化することを恐れず、私たちが失いたくないものを一つでも疎かにせず向き合い、リーグ戦昇格を目指していこうと思います。

以上の考えから、今年度のチーム・スローガンに『笑革』を掲げました。

この言葉は、【部に革命を起こし、笑顔で、昇格を目指す。】という意味を込めて考えました。部活動の中でリーグ昇格という大きな目標のためには、つらいことにも耐えていかなければなりません。しかし、大学四年間という短い期間の中で、耐えるだけではなく、辛い時間以上に、チーム全員が笑顔で過ごしていきたい。そうすることでチームの絆も深まり、各々を高めあって、リーグ戦を勝ち抜いていくことができると考えます。変化していくことで解決していかなければいけない課題などは多く出てくることとは思いますが、そういった時こそ笑革という言葉を思いだし、チーム全員で目標に向けて進んでいきます。

　私たち滋賀大学硬式庭球部は『笑革』をスローガンとして掲げ、男子部は３部、女子部は４部昇格を達成するために、全力を尽くし、日々成長し続けて、必ず男女ダブル昇格を果たします。 

第73代硬式庭球部　全体・男子部主将　　伊達健人

女子部主将　大久保柚南